日本では年間約8兆円の衣料品が販売されています(※経済産業省調べ)。
重さに換算すると100万トンから140万トンです(H21.繊維製品リサイクル調査報告書調べ)。100万トン以上のこの衣料品ですが、再利用(リユース)されているのは何%くらいだと思いますか?
答えは、約20%。なんと80%もの衣料品は、そのまま捨てられているのです。気が遠くなるほどの資源の無駄遣いだと思いませんか?「環境」に対する人々の関心が高まっている時代にも関わらず、衣料品は一方的に生産されるだけで、それをリユースする体制が追いついていないのです。
当社は早くからその衣料品のリユースに取り組み、リーディングカンパニーとして成長してきました。みなさんも衣料品を買い取って販売する店舗を目にする機会があると思いますが、実はこの形態の店舗は当社が早くから開発。業界では先駆け的存在として認知されています。現在は「キングファミリー」「ちゃくちゃくちゃく」という2つのブランド名で展開し、FCを含めると100店舗を突破し全国にネットワークを広げるまでに成長しました。
当社の強みは、リユースの仕組みを持っていること。さらに、海外においても関連した事業を展開していることです。例えば、日本では売れないリユース商品であっても、国によってはまだ重宝がられるケースも珍しくありません。そうした国々に対し、リユース商品を卸しています。あるいはリサイクル原料として提供することも。つまり環境への負担を軽減させると同時に、リユース衣料を必要としている海外の人々に安価で提供できるシステムを整備。また、衣料メーカーやNPOとタイアップをしながら好循環型社会に役立つ活動も行っています。本年の2月には初の海外店舗としてカンボジアに1号店がオープン致しました。